MovableType vs WordPress
ほとんど、どこの無料ホームページスペースも(PHP + MySQL が使えれば)WordPress が動く。
セーフモードでも関係なく、それこそ節操なく動く(笑)。
PHPのバージョン 5.2.4 以上 (PHP 5.4 以上推奨) だが、多少古くても動く。
(古いバージョンの WordPress を使う。セキュリティ的にはお奨めしない。)
最悪、MySQL がなくても、PostgreSQL か SQLite があれば、プラグインを使ってなんとか動かせる。
何かと人気の高い WordPress だけれど、
いまだに「MovableType 知ってる?」とか「MovableType 使いたいんだけれど・・・」という話を聞く。
ということで MovableType を使ってみると、もうアーキテクト(設計思想)から違っているので、確かにニーズがあることが判るね。
MovableType は 一連の html ファイル群を生成する。
最初に設定すれば ヘッダー、フッター、画面レイアウトなどは、以降 MovableType にお任せできるので、コンテンツ作成だけに注力できる。
出来た成果物は html なので、サイトに置くだけで動作する。PHP も データベースも要らないし、携帯向けサイトなどアクセスが集中しやすいサイトでもそれなりに動くと思われる。
もちろん生成するファイルの拡張子を php や cgi にすれば、コンテンツ内にスクリプトコードも記述できる。
一方 WordPress は動的に記事を生成するので、PHP と MySQL が必ず動作する環境でなければならない。
非力なサーバや記事が増えてくると、加速度的に負荷がかかる。
前に GoogleDrive などのクラウドストレージでホームページを公開する実験をしたけれど、そういったところは、cgi が使えないので、MovableType などでコンテンツを管理すると楽かもしれない。
自宅でプロバイダ契約すると、cgi も使えないおまけのホームページスペースが付いてくることがあるけれど、そういったところでも使えるかもしれないね。